第二新卒・若手人材の価値観の変化とは?doda人材紹介サービスを活用した採用のポイントも解説

人材紹介コラム

第二新卒・若手人材の価値観の変化とは?doda人材紹介サービスを活用した採用のポイントも解説

2024.12.24

人材紹介

主に社会人経験が3年未満の若手人材を指す「第二新卒」。新卒採用の難度が高まり、中途採用における競争も激化する中で、第二新卒採用の強化に動く企業が増加しています。大企業だけでなく中堅・中小企業においても、第二新卒採用によって人材の採用を進める動きが見られるようになりました。

この記事では、第二新卒採用のトレンドや第二新卒採用に対応するdoda人材紹介サービスの特徴、第二新卒採用を効率的に進めていくためのポイントを解説します。

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第二新卒とは?

第二新卒とは、新卒で就職した後、社会人経験が3年未満の若手人材を指すことが多いです。主に4年制大学を卒業した場合は25歳前後、高校を卒業した場合は20歳前後が該当します(厳密な定義はなく、転職サイトや企業によっては若手全般を指すこともあります)。

第二新卒の特徴は、短期間ながらも社会人経験があるため、新卒に比べて社会としての基本的なマナーを身に付けていることが挙げられるでしょう。新卒採用のように多額の教育コストをかける必要がないことは、企業側にとって大きなメリットとなります。

転職市場が厳しさを増す中で、第二新卒採用が拡大している背景には何があるのでしょうか。

第二新卒採用が拡大している背景

多くの企業が第二新卒採用に注力する背景には、以下のような理由があります。

新卒採用の難航

これまで新卒採用を進めてきた企業においても、少子化の影響や採用活動の早期化により、新卒採用に苦労する例が増えています。新卒採用における採用目標数を補う意味でも、第二新卒採用を強化する企業が増加しています。

教育コストの削減

第二新卒層は企業に一度就職したことがあるため、社会人としての基本的なビジネスマナーやスキルをある程度身に付けています。新卒採用に比べて教育コストや育成の手間を抑えられることから、第二新卒採用に注力する企業も増えています。

自社文化への馴染みやすさ

実務経験が浅い第二新卒は、前職のビジネス慣習やルールに染まりきっておらず、転職後の企業の風土に適応しやすい面があります。そのため、「自社の文化に馴染みやすい若手を採用したい」と考える企業が第二新卒採用に動いています。

若手の転職動向と価値観の変化

では、第二新卒の若手の転職動向や価値観はどのように変化しているのでしょうか。

dodaの集計では、2023年4月にdodaへ登録した新社会人の数は、2011年比で約30倍に増加しました。新卒で入社した初月に、相当数の人が転職支援サービスへ登録しているということです。入社後にギャップを感じてすぐに転職活動をする方もいますが、「とりあえず転職サイトに登録」しておいて、今の会社でキャリアを積みながら転職の情報収集をするという使い方をしている方も多い傾向です。

※出典:「転職サービス「doda」 新卒入社直後のdoda登録動向(2023年発表)

パーソル総合研究所の調査(※)によると、若手の7割以上が転職を「ポジティブな選択」と捉えており、転職がますます当たり前の選択肢となってきていることが伺えます。

また、転職軸において「働きやすさ」は重要である一方で、現在の若手人材にはスキルアップや市場価値向上などの「自己成長」を目指す傾向が強いという特徴もあります。早いタイミングで転職支援サービスに登録し、キャリアアドバイザーによる面談を受けたり、自分が応募できる求人情報を確認したりすることで、自己成長に向けた情報収集を続けているのです。

こうした背景には、不確実性が高まり続ける現代社会において、自身の「はたらく将来」に不安を抱いており、転職・副業などを通じて自己成長やスキルアップを図り、自らの市場価値を高めることを強く意識するようになっていることが挙げられるでしょう。

(※)出典:「20代の若者は働くことをどう捉えているのか?仕事選び・転職・感情の観点から探る

doda人材紹介サービスの特徴

続いて、第二新卒採用に対応するdoda人材紹介サービスの特徴を解説します。

豊富なデータベース

dodaは業界トップクラスの規模を誇るデータベースを持ち、第二新卒層を含む若手が多く登録しています。異業種への転職やスキルアップを目指す若手人材にもアクセス可能です。

※2024年1月~2024年6月末までに、doda人材紹介サービスでキャリアカウンセリングサービスをご利用いただいた方のデータ(年齢別の内訳は2023年7月~2023年12月末までのデータ)
※構成比の合計は、四捨五入の関係で100%にならない場合があります

専任担当によるマッチング

doda人材紹介サービスでは、業界・職種ごとの専門知識を持つプロが、応募が期待できる求人票の作成から応募者の1次スクリーニング、各種調整の代行などを担当します。キャリアアドバイザーが転職希望者の志向に応じた丁寧なマッチングを実施し、企業の求人ニーズと転職希望者の希望を的確に結び付けています。

初期費用無料

doda人材紹介サービスは成果報酬型の料金体系。初期費用は一切かからず、採用コストを抑えながら第二新卒採用をスタートすることができます。

採用活動全般をサポート

doda人材紹介サービスでは、転職希望者に寄り添うキャリアアドバイザーと企業を支援するリクルーティングアドバイザーが連携し、母集団形成や選考、採用決定の出し方、必要書類の準備など一連の流れをサポートしています。これまでに第二新卒採用をしたことがない企業でも、安心して採用活動に取り組めます。

第二新卒採用のポイント

ここからは、第二新卒採用を効果的に進めるためのポイントを「魅力訴求」と「選考」の各フェーズに分けて解説します。

魅力訴求のポイント

前述のように自己成長を目指す傾向が強い第二新卒層は、「どんなスキルが身に付くのか」「将来的にどのようなキャリアパスが描けるのか」などを重視して求人内容を吟味しています。そのため求人票では、具体的な業務内容はもちろん、業務を通じて得られるスキルや将来のキャリアステップ、具体的な成長モデルなど働くメリットを示すことが重要です。

また、求める人物像を考える段階で、転職理由(成長を感じられなかった、働き方に柔軟性がなかった、評価制度が不明確であったなど)に合わせた自社で提供できる解決策を提示することも大切なポイントです。

選考のポイント

第二新卒の転職希望者は、社会人としての基礎的なスキルを有しているとはいえ、業務内容によっては未経験に近い状態であることがほとんどです。選考では経験やスキルに基づいて見極めることが難しいため、人柄や課題解決力を引き出す質問を通じて、入社後の活躍を予測することが重要となります。具体的には、

・自社の中でどんな人(スキル・人柄)であれば活躍できるかを言語化する
・面接では面接官自身が自己開示し、応募者が人柄を伝えやすい環境をつくる
・課題に対してどう向き合ったか、どう改善しようとしたか、表面的な能力ではなく考え方について深掘りを行う

といった選考を心掛ける必要があります。これらは第二新卒採用に限らず、自社の採用力を底上げしていく意味でも重要なポイントだと言えるでしょう。

第二新卒採用は企業の成長に欠かせない選択肢

転職市場における競争がますます過熱していく中、社会人としての基礎を持ちながらも柔軟に自社の文化に馴染んでもらえる第二新卒の採用に取り組むことには大きな意義があるのではないでしょうか。人材の多様性が重視される現代において、第二新卒採用は企業の成長に欠かせない選択肢であるとも言えます。

doda人材紹介サービスは、「若手人材の採用を強化したい」「これから第二新卒採用に取り組みたい」といったニーズに幅広く対応しています。自社の将来を担う人材の確保に向け、ぜひご相談ください。

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