業種別・職種別に読み解く転職市場動向
【お詫び】
2023年4月~6月の「転職求人倍率レポート」において、図表「職種別転職求人倍率表【全国】」4月列の数値に誤りがございましたので修正を行いました(2023年9月20日実施)。
本レポートをご覧になっていただいた皆様には、多大なるご迷惑をおかけしましたこと、深くお詫び申し上げます。
パーソルキャリア株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:瀬野尾 裕)が運営する転職サービス「doda(デューダ)」<https://doda.jp/>は、業種別・職種別の求人倍率を算出し、「doda転職求人倍率レポート」として発表しています。このデータは、業種ごと、職種ごとの転職市場における需給トレンドなどを表すものです。四半期に一度発行しており、今回は2023年4月~6月の求人倍率をまとめています。
doda転職求人倍率レポート(全国)
求人数の増加のほうが大きく、転職求人倍率は上昇
doda編集長の解説
2023年4~6月の転職マーケット
2023年4月~6月の転職求人倍率は、4月2.21倍、5月2.20倍、6月2.26倍となりました。
今期は求人数、転職希望者数ともに増加しましたが、求人数の増加のほうが大きく、転職求人倍率は上昇傾向にあります。6月の求人数は、前月比で104.0%、転職希望者数は101.3%となりました。また前年同月比で見ても、求人数は131.6%、転職希望者数は111.3%となり、求人倍率は0.35pt上昇しています。なお、6月の求人数は、転職求人倍率を算出した2019年1月以降で過去最高値*¹となりました。
求人増加率が大きい「レジャー・外食」では、飲食店店長・現場スタッフポジションの求人が増加しました。これは、コロナの5類引き下げによる人流回復を背景にインバウンドを含めたさらなる外食需要の復活を見込み、事業拡大を行う企業が増えたからだと思われます。また、職種別で最も転職求人倍率が高い「エンジニア(IT・通信)」では、3カ月ぶりに10倍台に上昇しました。DX推進やクラウド化の需要が高まっており、この傾向は今後も続くと思われます。転職希望者数は、夏の賞与後の転職を見据えて動き始める人が増える傾向にあり、例年どおり増加しました。
*¹ 本定義で転職求人倍率を算出した2019年3月以降
2023年7月以降の転職マーケット
7月以降の求人数は、人手不足の解消と経済活動の活性化を見越して引き続き企業の採用意欲が高まることが予想され、増加すると思われます。一方で、転職希望者数は、夏季休暇の影響で7月~8月は一時的に転職活動を休止する傾向がみられるため減少すると見込まれます。求人数は増加し、転職希望者数は減少するため、転職求人倍率は上昇するでしょう。
業種別の転職市場動向(全国)
6月の求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち9業種で上昇し、前年同月差では12業種(「その他」は除外)のうち10業種で上昇しました。求人数は、前月比で12業種(「その他」は除外)のすべてで増加しました。前月比で求人数の増加率が最も大きかったのは「エネルギー」(前月比111.4%)、次いで「レジャー・外食」(前月比108.4%)でした。
業種 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | |||
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求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
全体 | 2.21 | 0.37 | 2.20 | 0.35 | 2.26 | 0.35 |
IT・通信 | 6.09 | 0.60 | 6.09 | 0.79 | 6.41 | 0.98 |
メディア | 4.00 | 0.40 | 3.62 | ▲ 0.09 | 3.56 | ▲ 0.35 |
金融 | 1.87 | 0.42 | 1.94 | 0.53 | 1.98 | 0.61 |
メディカル | 1.16 | 0.01 | 1.12 | ▲ 0.02 | 1.14 | ▲ 0.06 |
メーカー | 2.52 | 0.40 | 2.57 | 0.42 | 2.63 | 0.43 |
商社 | 1.43 | 0.32 | 1.45 | 0.36 | 1.49 | 0.34 |
小売・流通 | 0.49 | 0.14 | 0.48 | 0.12 | 0.49 | 0.10 |
レジャー・外食 | 0.61 | 0.22 | 0.62 | 0.23 | 0.69 | 0.25 |
エネルギー | 1.87 | 0.49 | 1.95 | 0.57 | 2.17 | 0.82 |
建設・不動産 | 4.04 | 0.79 | 4.03 | 0.83 | 4.18 | 0.98 |
コンサルティング | 6.99 | 1.71 | 7.04 | 1.82 | 7.05 | 1.76 |
人材サービス | 7.13 | 1.04 | 7.08 | 1.05 | 6.93 | 0.88 |
その他 | 0.29 | 0.06 | 0.27 | 0.02 | 0.27 | 0.02 |
職種別の転職市場動向(全国)
6月の求人倍率は、前月差では11職種(「その他」は除外)のうち9職種で上昇し、前年同月差では11職種(「その他」は除外)のうち10職種で上昇しました。求人数は、前月比で11職種(「その他」は除外)のすべてで増加しました。前月比で求人数の増加率が最も大きかったのは、「専門職(コンサル・金融)」(前月比107.3%)、次いで「事務・アシスタント」(前月比106.7%)でした。
職種 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | |||
---|---|---|---|---|---|---|
求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
全体 | 2.21 | 0.37 | 2.20 | 0.35 | 2.26 | 0.35 |
営業 | 2.49 | 0.63 | 2.46 | 0.62 | 2.46 | 0.61 |
企画・管理 | 3.25 | 0.48 | 3.33 | 0.51 | 3.43 | 0.52 |
エンジニア(IT・通信) | 9.92 | 0.92 | 9.83 | 1.23 | 10.07 | 1.30 |
エンジニア(機械・電気) | 4.26 | 0.54 | 4.23 | 0.57 | 4.31 | 0.67 |
専門職(メディカル) | 0.87 | ▲ 0.00 | 0.81 | ▲ 0.07 | 0.83 | ▲ 0.11 |
専門職(化学・食品) | 1.18 | 0.18 | 1.22 | 0.21 | 1.26 | 0.18 |
専門職(建設・不動産) | 4.45 | 0.70 | 4.49 | 0.72 | 4.58 | 0.84 |
専門職(コンサル・金融) | 6.43 | 1.13 | 6.78 | 1.55 | 7.51 | 2.11 |
クリエイター | 1.51 | 0.10 | 1.51 | 0.06 | 1.46 | 0.03 |
販売・サービス | 0.55 | 0.20 | 0.55 | 0.17 | 0.58 | 0.16 |
事務・アシスタント | 0.34 | 0.09 | 0.35 | 0.09 | 0.36 | 0.10 |
その他 | 0.04 | ▲ 0.01 | 0.03 | ▲ 0.02 | 0.03 | ▲ 0.01 |
doda転職求人倍率の定義
「doda転職求人倍率」は、dodaの会員登録者(転職希望者)1人に対して、中途採用の求人が何件あるかを算出した数値です(小数第三位を四捨五入)。
【doda転職求人倍率=求人数(採用予定人員)÷ 転職希望者数】
※求人数と転職希望者数はdoda独自の定義により算出したものです。
※転職希望者の「業種」「職種」は、希望する業種・職種ではなく、直近の仕事の業種・職種です。
doda転職求人倍率レポート(関西)
ITエンジニアを中心に求人ニーズは依然拡大中
doda関西オフィス ゼネラルマネジャーの解説
2023年4月~6月の関西エリアの転職求人倍率は、4月1.80倍、5月1.74倍、6月1.80倍となりました。 職種としては、依然としてITエンジニアの求人倍率が約9倍と高い水準で推移、さらにエンジニア(機械・電気)、専門職(コンサル・金融)、専門職(建設・不動産)でも高い傾向が続いています。なお、専門職(メディカル)で一部昨年より低下傾向が見られますが、関西は首都圏を含めた全国平均よりも高く、引き続き求人ニーズは活況となっています。
一方、事務・アシスタント職種は、全国平均より求人倍率が若干低いと見られていますが、企業側としては、営業や製造の生産性向上を見据えたBPOなどで同職種の需要は高く、採用のチャンスとも言えるでしょう。
また、業種としては、いずれもここ数カ月で大きな変化はないものの、レジャー・外食は23年1月~3月期平均と比較すると、関西圏のインバウンドを中心とした需要回復に伴い、現場感として求人ニーズが拡大している傾向が見て取れます。
一部企業で昨年より採用熱度を下げる動きが見られましたが、7月以降は各社で採用ニーズが復調していく傾向にあると言えます。それにより次の2点が採用成功のポイントとなります。1つは「第二新卒やベテラン層を採用するためのペルソナやターゲティング内容の見直し」。近年、製造業を中心に、即戦力人材の採用難易度が上昇しているため、第二新卒層あるいは40代以上のベテラン層の採用が注目されています。経験だけでなく自社で活躍するために必要なコンピテンシーは何か、ターゲットが本当に求めている要素や情報は何かなどを定義し、早期に採用を仕掛けていくことが重要です。もう1つが「入社者の情報を用いた採用要件のアップデート」。採用者の活躍程度など採用関連データは、採用力強化の貴重な資産にもなり得ます。採用した方はきちんと活躍しているか、入社後のポジティブ・ネガティブギャップは何かなどを分析し、次の採用の要件定義や魅力化につなげていくことで、自社の採用力向上が期待できるでしょう。
業種別の転職市場動向(関西エリア)
6月の転職求人倍率は、前月差では12業種(「その他」は除外)のうち8業種が上昇し、前年同月差では12業種(「その他」は除外)のうち10業種が上昇しています。特に顕著なのが「コンサルティング」(前年同月差+1.65pt)でした。前月比で求人数の増加率が最も大きかったのは、「レジャー・外食」(前月比110.2%)、次いで「メディア」(前月比107.7%)でした。
業種 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | |||
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求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
全体 | 1.80 | 0.32 | 1.74 | 0.26 | 1.80 | 0.26 |
IT・通信 | 5.72 | 0.28 | 5.64 | 0.40 | 5.87 | 0.43 |
メディア | 2.45 | 0.28 | 2.07 | ▲ 0.16 | 2.12 | ▲ 0.28 |
金融 | 1.29 | 0.29 | 1.36 | 0.46 | 1.39 | 0.52 |
メディカル | 1.34 | 0.01 | 1.28 | 0.02 | 1.28 | ▲ 0.02 |
メーカー | 2.02 | 0.35 | 2.11 | 0.40 | 2.21 | 0.40 |
商社 | 1.00 | 0.24 | 1.05 | 0.31 | 1.04 | 0.25 |
小売・流通 | 0.42 | 0.15 | 0.37 | 0.09 | 0.37 | 0.06 |
レジャー・外食 | 0.77 | 0.29 | 0.76 | 0.29 | 0.83 | 0.34 |
エネルギー | 1.64 | 0.11 | 1.86 | 0.35 | 2.04 | 0.42 |
建設・不動産 | 3.44 | 0.70 | 3.40 | 0.63 | 3.54 | 0.76 |
コンサルティング | 3.98 | 1.20 | 4.16 | 1.50 | 4.05 | 1.65 |
人材サービス | 6.48 | 1.11 | 5.82 | 0.50 | 5.74 | 0.79 |
その他 | 0.34 | 0.14 | 0.23 | 0.00 | 0.25 | 0.00 |
職種別の転職市場動向(関西エリア)
6月の転職求人倍率は、前月差で11職種(「その他」は除外)のうち8職種が上昇し、前年同月差では11職種(「その他」は除外)のうち10職種が上昇しています。求人数は前月比で「クリエイター」(前月比98.1%)以外の職種が増加し、前年同月比で見るとすべての職種が上昇しました。一方で、転職希望者数は、前年同月比で11職種(「その他」は除外)のうち10職種が上昇しており、特に顕著だったのは「専門職(メディカル)」(前年同月比122.8%)という結果でした。
職種 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | |||
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求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
全体 | 1.80 | 0.32 | 1.74 | 0.26 | 1.80 | 0.26 |
営業 | 2.01 | 0.54 | 1.97 | 0.51 | 2.04 | 0.63 |
企画・管理 | 2.00 | 0.44 | 1.98 | 0.33 | 2.14 | 0.38 |
エンジニア(IT・通信) | 9.31 | 0.97 | 8.90 | 0.97 | 9.05 | 0.80 |
エンジニア(機械・電気) | 3.47 | 0.21 | 3.39 | 0.21 | 3.52 | 0.40 |
専門職(メディカル) | 1.05 | 0.04 | 1.01 | ▲ 0.00 | 1.03 | ▲ 0.04 |
専門職(化学・食品) | 0.97 | 0.26 | 1.00 | 0.26 | 1.11 | 0.29 |
専門職(建設・不動産) | 4.09 | 0.59 | 4.26 | 0.74 | 4.25 | 0.85 |
専門職(コンサル・金融) | 4.96 | 1.14 | 5.29 | 1.71 | 4.93 | 1.28 |
クリエイター | 1.30 | 0.29 | 1.23 | 0.13 | 1.11 | 0.02 |
販売・サービス | 0.59 | 0.17 | 0.50 | 0.08 | 0.53 | 0.04 |
事務・アシスタント | 0.21 | 0.05 | 0.19 | 0.05 | 0.23 | 0.06 |
その他 | 0.01 | ▲ 0.01 | 0.01 | ▲ 0.01 | 0.02 | ▲ 0.00 |
※「転職求人倍率」は小数第三位を四捨五入。また、「転職求人倍率」の除数となる転職希望者数の業種(職種)については、希望業種(職種)ではなく直近の経験業種(職種)に準じている。
※想定勤務地に関西エリア(大阪府、兵庫県、京都府、滋賀県、奈良県、和歌山県)が含まれる求人、および、希望勤務地に関西エリアが含まれる転職希望者が集計対象。
doda転職求人倍率レポート(中部)
ハイクラス層や第二新卒層の転職が活況
doda中部オフィス マネジャーの解説
2023年4月~6月の中部エリアの転職求人倍率は、4月2.09倍、5月2.07倍、6月2.08倍となりました。 6月の転職求人倍率は、前年同月差0.28ptで上昇しました。求人数は、前年同月比129.7%と増加、転職希望者数も前年同月比112.4%と同様に増加を見せています。
4月~6月期は、2022年度採用活動の振り返りの結果、多くの企業で「目標としていた中途採用数には届かなかった」との声が上がっており、2023年度の採用計画に22年度未充足分を持ち越してプラスすることで、採用枠を拡大する動きが見られました。また、販売サービス職の方々が営業職やエンジニア職などキャリアチェンジを希望される転職希望者数の増加の動きを踏まえ、異業種でも販売サービス職出身者を採用対象として検討する企業も増えています。コロナ禍を経て新卒採用にも変化が起きており、第二新卒採用をよりいっそう強化したいというニーズも増加しています。
転職希望者の動きを見ると、中部圏ではハイクラス層の転職事例(オファー年収600万円以上)が目立つようになりました。昨年同時期比(22年4月~6月)で178%の増加、前期比(23年1月~3月)でも146%と大幅増となっており、高い水準で推移しています。これは各社の給与水準の底上げも影響していると考えられています。
さらに、25歳未満の第二新卒層の転職も活況です。昨年同時期比(22年4月~6月)で168%増加しており、全体の伸長率の中でも高い水準で推移しています。
ほぼすべての業種で求人ニーズは増え続けており、7月以降も大きく減退することはないでしょう。新卒の採用活動も一段落し、中途採用にアクセルを踏む企業も増えることから、現在と同等以上に活況になると見込まれています。ただし、前年度の中途採用の戦略ややり方をそのまま踏襲するのではなく、採用手法については採用データを用いて分析やアップデートをしていく必要性があるでしょう。中途採用枠の充足目標を確実に達成していくためには、通年で採用活動を運用できる体制の構築と人材の確保が大切です。特にZ世代と呼ばれる若年層への訴求については採用戦略・戦術策定に当たって、採用ブランディングなどの方針から見直していくことも必要です。
業種別の転職市場動向(中部エリア)
6月の転職求人倍率は、前月差で12業種(「その他」は除外)のうち9 業種が上昇し、前年同月差では「メディカル」(同-0.14pt)と「人材サービス」(同-0.34pt)を除いて上昇しています。求人数は前月比で「人材サービス」(前月比98.3%)以外の職種が増加し、転職希望者数は前年同月比ですべての業種(「その他」は除外)が増加。増加率が最も多かったのは「レジャー」(同124.3%)となりました。
業種 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | |||
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求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
全体 | 2.09 | 0.33 | 2.07 | 0.31 | 2.08 | 0.28 |
IT・通信 | 6.17 | 1.14 | 5.99 | 1.18 | 6.20 | 1.02 |
メディア | 2.32 | 0.47 | 2.07 | 0.04 | 2.24 | 0.01 |
金融 | 1.20 | 0.30 | 1.35 | 0.47 | 1.30 | 0.45 |
メディカル | 1.08 | ▲ 0.18 | 0.99 | ▲ 0.18 | 1.02 | ▲ 0.14 |
メーカー | 2.08 | 0.40 | 2.11 | 0.41 | 2.14 | 0.40 |
商社 | 1.38 | 0.40 | 1.43 | 0.48 | 1.44 | 0.43 |
小売・流通 | 0.87 | 0.36 | 0.85 | 0.34 | 0.87 | 0.35 |
レジャー・外食 | 0.87 | 0.26 | 0.82 | 0.28 | 0.84 | 0.23 |
エネルギー | 1.21 | 0.22 | 1.33 | 0.38 | 1.78 | 0.85 |
建設・不動産 | 4.07 | 0.18 | 4.00 | 0.01 | 4.10 | 0.23 |
コンサルティング | 4.23 | 1.58 | 4.36 | 1.87 | 3.98 | 1.49 |
人材サービス | 10.58 | 0.53 | 10.42 | 0.17 | 9.82 | ▲ 0.34 |
その他 | 0.29 | 0.07 | 0.27 | 0.04 | 0.27 | 0.04 |
職種別の転職市場動向(中部エリア)
6月の転職求人倍率は、前月差で11職種(「その他」は除外)のうち8職種が上昇、前年同月差では11職種(「その他」は除外)すべてで上昇が見られました。求人数は、前月比で11職種(「その他」は除外)のうち3職種が減少しましたが、前年同月比ではすべて増加しています。転職希望者数は、前年同月比で11職種(「その他」は除外)すべてが増加する結果となり、特に増加率が著しかったのは「事務・アシスタント」(同127.1%)でした。
職種 | 2023年4月 | 2023年5月 | 2023年6月 | |||
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求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | 求人倍率 | 前年同月差 | |
全体 | 2.09 | 0.33 | 2.07 | 0.31 | 2.08 | 0.28 |
営業 | 2.21 | 0.24 | 2.27 | 0.38 | 2.15 | 0.31 |
企画・管理 | 1.91 | 0.45 | 1.91 | 0.40 | 2.01 | 0.39 |
エンジニア(IT・通信) | 9.14 | 1.13 | 9.72 | 2.18 | 10.39 | 2.29 |
エンジニア(機械・電気) | 3.96 | 0.39 | 3.88 | 0.31 | 3.95 | 0.45 |
専門職(メディカル) | 0.78 | 0.22 | 0.73 | 0.01 | 0.74 | 0.04 |
専門職(化学・食品) | 1.16 | 0.27 | 1.19 | 0.18 | 1.21 | 0.20 |
専門職(建設・不動産) | 4.15 | 0.58 | 4.22 | 0.74 | 4.31 | 0.94 |
専門職(コンサル・金融) | 4.83 | 2.09 | 5.11 | 2.39 | 4.29 | 1.46 |
クリエイター | 0.84 | 0.30 | 0.82 | 0.28 | 0.76 | 0.19 |
販売・サービス | 0.85 | 0.29 | 0.80 | 0.26 | 0.81 | 0.22 |
事務・アシスタント | 0.17 | 0.03 | 0.18 | 0.02 | 0.18 | 0.01 |
その他 | 0.02 | ▲ 0.00 | 0.02 | ▲ 0.00 | 0.02 | ▲ 0.01 |
※「転職求人倍率」は小数第三位を四捨五入。また、「転職求人倍率」の除数となる転職希望者数の業種(職種)については、希望業種(職種)ではなく直近の経験業種(職種)に準じている。
※想定勤務地に中部エリア(愛知県、三重県、岐阜県、静岡県)が含まれる求人、および、希望勤務地に中部エリアが含まれる転職希望者が集計対象。
※こちらのPDF版レポートは、経営者や人事・採用担当者の課題解決を手助けするWebメディア「d’s JOURNAL(ディーズジャーナル)」byパーソルキャリアからダウンロードできます。
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doda転職求人倍率レポート(2023年7月発行版)ページです。【中途採用をお考えの法人様へ】dodaサービスのご案内 - 採用成功への扉を開く、総合採用支援サービス