採用コンサルティングとは?サービス内容やメリットも紹介

採用コンサルティングとは?サービス内容やメリットも紹介

採用コンサルティングとは?サービス内容やメリットも紹介

2025.03.31

中途採用のキホン

「新入社員がなかなか定着しない」「採用活動に追われて、ほかの業務にまで手が回らない…」といった課題を抱えていませんか?そのようなお悩みは、「採用コンサルティング」を活用することで解消できる可能性があります。

この記事では、採用コンサルティングの具体的なサービス内容を、利用するメリット・デメリットとともにご紹介します。

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採用決定時に費用が発生する“完全成功報酬型”の採用支援サービスです。初期費用0円のため低リスクで効率的に欲しい人材を採用することが可能です。サービス詳細については以下からお気軽にお問合せください。

目次

採用コンサルティングとは?

採用コンサルティングとは、採用戦略の立案や施策の提案・実行など、採用に関するさまざまな業務をサポートするサービスのことです。これを適切に活用すれば、新入社員の定着率の低下や人手不足など、採用活動で企業が抱える課題を改善できるでしょう。

採用代行との違い

採用に関する業務を外注できる「採用代行」と比較されることも多い採用コンサルティングですが、両者にはいくつかの違いがあります。中でも最も大きな違いは、「採用活動を主導するのが誰なのか」という点です。

採用コンサルティングは、採用に関する企業の課題を見つけ出し、人事・採用担当者とともに解決していくサービスです。あくまでもサポートがメインなので、採用活動の主体は企業の人事・採用担当者となります。一方で、採用代行では採用に関する業務の一部、もしくは全てを代行業者が担います。採用戦略の立案や施策の提案といったサービスは受けられないものの、求人広告の掲載や書類選考、面接などの業務は全て外注が可能です。

外部の業者に採用活動のサポートを依頼する際には、サービスごとの違いを理解した上で、自社に適したものを選びましょう。

ただし、近年では採用代行と採用コンサルティングの線引きがあいまいになってきているのも事実です。一部の採用コンサルティング会社では、採用業務を代行するサービスを提供しているケースもあるため、依頼前に具体的なサービス内容を確認するとよいでしょう。

関連記事:RPO(採用代行)とは?依頼できる業務やメリット・デメリットとともに解説

採用コンサルティングの重要性

ここでは採用コンサルティングを利用することで、どのような効果が得られるのかをご紹介します。

マッチングの質が上がる

採用コンサルティングの利用によって、自社で活躍できる人材とマッチングする機会を増やせるでしょう。

このサービスでは、採用コンサルティングの担当者(採用コンサルタント)が企業の人事・採用担当者から求める人材像を聞き出したのち、採用市場や競合他社の動向を分析します。その上で具体的な施策を提案するため、自社の募集要件に沿った人材からの応募が集まりやすくなり、採用後のミスマッチも起こりにくくなります。

「自社が求める人材からの応募が少ない」「新入社員がすぐに辞めてしまう」という課題を抱えているなら、採用コンサルティングを検討してみてはいかがでしょうか。

選考プロセスの効率化につながる

選考プロセスの課題を解決して効率化を図るのも、採用コンサルティングの重要な役割です。

一般的に、選考プロセスは次のように進行します。

一般的な選考プロセス

  1. 求める人材像の設計
  2. 求人情報の公開
  3. 応募受付
  4. 書類選考
  5. 面接
  6. 採用決定の連絡

これらの業務を限られた期間内でスムーズにこなすのは、決して容易ではありません。企業によっては、Web試験や、面接回数が多い場合もあるので、さらに負担がかかります。

採用コンサルティングを利用すれば、一連の流れを効率化するためのアドバイスを受けられます。選考プロセスの不要な部分を省いて、採用にかかる時間や費用を削減することで、各工程の質の向上や、採用以外の業務にも注力できるようになるでしょう。

採用戦略の最適化につながる

採用コンサルティングを活用することで、採用戦略の最適化も期待できます。

採用戦略とは「どのような人材を、いつまでに何人採用するのか」という方針を示した計画のことです。これを策定するには、自社の現状や今後の事業環境の変化を考慮しつつ、中長期的な視点を持つ必要があります。ただし策定の際には、過去の採用活動を振り返り、成功事例や失敗の原因を分析しなければなりません。これから本格的に採用活動を始める企業にとって、このフローを完璧にこなすのは困難です。

採用コンサルティング会社には、企業ごとに適切な採用戦略を立案できるノウハウがあります。さらに自社と同じ業種・業界へのサポート実績が豊富な会社は、市場動向や競合の採用状況を把握している可能性が高いため、より的確な施策を提案してくれるでしょう。

関連記事:採用フローとは?新卒・中途の違いや注意点を解説

採用コンサルティングによるサポート

採用コンサルティングを依頼すれば、企業の採用活動を強化するためのさまざまなサービスが受けられます。本項では、その中でも主要な5つのサービスをご紹介します。

自社が求める人材像の設計

求める人材像の設計やそのための調査は、採用コンサルティングが提供する代表的なサービスの一つです。

採用活動では、「どのような人材を採用したいのか」を明確にすることが非常に重要です。この点があいまいだと自社との適性が低い人材を採用してしまい、ミスマッチによる早期離職を招く恐れがあります。また、「せっかく採用したのに、期待していたような成果を挙げてくれない…」という事態にもつながりかねません。

このような事態を避けるために採用コンサルティングでは、人事・採用担当者へのヒアリングや市場調査を通じて、求める人材像を明確に定義します。これにより採用活動に一貫性が生まれ、自社で活躍してくれる人材を採用できる可能性が高まります。

関連記事:採用活動とは?企業側における成功ポイントや採用トレンドをご紹介

採用戦略の策定

採用コンサルティングでは、採用戦略の策定もサポートしています。具体的なサービス内容は以下の通りです。

採用戦略の策定に関するサービス内容

  • 採用目的の明確化
  • 採用スケジュールの見直し
  • ブランディングの確立
  • 選考方法や採用基準の見直し
  • 採用後のフォローに関する提案

求める人材を採用するにあたって、適切な採用戦略の策定は不可欠です。そのためには、これまでの採用活動を振り返りながら課題を洗い出し、計画を少しずつ改善していく必要があります。しかし、設立間もない企業や採用経験の浅い人事・採用担当者にとって、この作業は難易度が高いかもしれません。

そこで、採用コンサルティングを利用すれば、採用戦略の策定をスムーズに進められます。また、採用市場や競合他社の動向を分析した上で、具体的な改善策を提案してくれるため、より効果的な採用戦略の立案もかなうでしょう。

選考プロセスの設計

選考プロセスの設計や改善も、採用コンサルティングのサービスに含まれています。

採用活動では、適切な選考プロセスを設計することが大切です。もし期間内での完遂が困難な計画を立てていたり、プロセスが長すぎたりすると、ほかの業務に支障が出てしまうかもしれません。

こうした事態を避ける際にも、採用コンサルティングは役立ちます。自社の状況や求める条件に応じたアドバイスを活かせば、リソースを抑えて実行できる選考プロセスの設計が可能です。また、選考プロセスの一部を外注できる採用コンサルティング会社を利用することで、人事・採用担当者の負担をさらに軽減できます。

母集団の形成

採用コンサルティングを活用すれば、母集団の形成もサポートしてもらえます。

採用活動での「母集団の形成」とは、自社の選考を受ける人材を集める活動のことです。これは選考プロセスの初期に組み込まれるもので、成功すれば、採用活動の効率化やミスマッチの防止が期待できます。採用活動の成否を左右する重要な要素といっても過言ではありません。

ただし母集団の形成は、一定の時間的リソースを要する作業です。具体的には、求める人材像を明確にしたのち、最終的な採用予定数から逆算して、必要な母集団の規模を決定します。その上で、どの媒体を活用して人材を募集すべきかを慎重に検討する必要があります。これらのプロセスを適切に進められないと、採用活動が難航してしまうでしょう。

採用コンサルティングを通じて、適切な規模の母集団を形成できれば、自社の負担を抑えつつ求める人材を採用できる可能性が高まります。

面接に関するサポート

面接に関するサポートを受けられるのも、採用コンサルティングの魅力の一つです。

求める人材を採用するためには、質の高い面接が欠かせません。面接時には、履歴書だけでは判断できないその人のスキルや適性を見極めつつ、ミスマッチが起こらないように、入社後の不安をできる限り払拭(ふっしょく)する必要があります。さらに、自社の魅力を的確に伝えて入社意欲を高めるコミュニケーションスキルも求められます。

とは言え、質の高い面接を実施するのは容易ではありません。面接のマニュアルが整っていない、もしくは社内に採用のノウハウがない場合は、なおさら苦戦してしまうでしょう。

面接に関するマニュアルの作成や面接官向けのトレーニングを採用コンサルティングに依頼して、面接の質を上げておきたいところです。

採用コンサルティングの費用の相場

続いて、採用コンサルティングの費用の相場をご紹介します。サービスごとの一般的な費用は次の通りです。

採用コンサルティングの費用の相場

自社が求める人材像の設計 30万~50万円
採用戦略の策定 30万~50万円
選考プロセスの設計 50万~100万円
母集団の形成支援 0円~
面接に関する支援 30万~50万円

(全て税込)

採用コンサルティングの料金体系は「成功報酬型」と「月額制」の2種類に分けられます。「成功報酬型」は成果に応じた費用が都度発生する料金体系で、「月額制」は12カ月や24カ月など、契約期間内に毎月一定の利用料がかかる方式です。上記の表にある項目では、母集団の形成支援が「成功報酬型」で、それ以外は「月額制」のケースが主流です。

ただし実際にかかる費用は、事業規模や採用状況次第で大きく変動します。サービスを利用する時期によっても費用が異なる場合があるため、公式ホームページや電話で事前に確認しておきましょう。

採用コンサルティングを利用するメリット

採用コンサルティングを利用することで、以下の4つのメリットが得られます。「自社の採用活動がうまくいっていない」と感じている人事・採用担当者は、ぜひ参考にしてください。

メリット①自社の実態を客観的に把握できる

自社の採用に関する客観的な意見が得られるのは、採用コンサルティングを利用する大きなメリットです。

自社だけで採用活動を進めていると、無意識のうちにバイアスがかかってしまい、課題に気づけなくなることがあります。改善が必要なプロセスをそのまま続けても、貴重なリソースが消費されるだけで、いつまでたっても求める人材は採用できません。

その点、採用コンサルティングを利用すれば、豊富な知識と経験に基づいた、第三者目線からのアドバイスを受けられます。そのため表面化している改善点だけでなく、潜在的な課題も解決できる可能性が高くなります。

メリット②採用市場の最新情報を把握できる

採用コンサルティングを利用するメリットとして、採用市場の最新情報やトレンドを把握できる点も挙げられます。

効率よく採用活動を行うには、市場の動向や競合他社の採用状況を常に把握しておく必要があります。しかし、これらの情報は膨大かつ頻繁(ひんぱん)に更新されるため、自社だけでチェックするのは非常に困難です。情報収集に時間がかかりすぎて、ほかの業務を圧迫してしまう可能性も考えられます。

採用コンサルティングに依頼すれば、プロが収集・分析した質の高い情報をすぐに入手できます。それを自社の採用活動に反映させることで、より効果的な施策を実行できるでしょう。

メリット③最適な採用戦略の立案ができる

精度の高い採用戦略を立案できる点も、採用コンサルティングを利用するメリットの一つです。

繰り返しになりますが、採用コンサルタントは採用市場の最新情報やトレンド、競合他社の動向などを熟知しています。加えて、採用活動を成功に導くための知識も豊富です。このようなプロの視点からアドバイスを受けることで、自社の人事・採用担当者だけでは思い至らないような精度の高い採用戦略の立案が可能になります。

もし採用活動が難航しているなら、採用コンサルタントの力を借りて、採用戦略そのものから見直すことをおすすめします。

メリット④人事・採用担当者の負担を減らせる

採用コンサルティングを利用すれば、人事・採用担当者にかかる負担も軽減できます。

人事・採用担当者は面接の準備や実施、求人広告の作成など、日々、多岐にわたる業務をこなしています。従業員数の少ない企業であれば、労務や総務などのバックオフィス業務を兼任しているケースもあるかもしれません。

そのような状況で、採用戦略の見直しや市場調査といった追加業務を、自社で全て行うのは困難です。人事・採用担当者の負担が増えることで、全ての作業が中途半端になり、採用業務の質が低下するリスクもあります。

そこで、採用コンサルティングを活用すれば、人事・採用担当者はコア業務に専念できるようになります。業務の効率化を図りつつ、採用活動の精度を向上させるためにも、採用コンサルティングの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

採用コンサルティングを利用するデメリット

採用コンサルティングには多くのメリットがある反面、注意すべきデメリットもいくつか存在します。「せっかく利用したのに、効果があまり得られなかった…」と後悔しないように、以下の4つのデメリットを事前に確認しておきましょう。

デメリット①採用コンサルタントとの認識が合っていないと成果につながらない

採用コンサルタントへ自社のニーズを正確に伝えられなければ、十分な成果を得ることは難しくなります。

採用コンサルティングは、依頼主のニーズや採用に関する課題をヒアリングした上で、適切なアドバイスをくれるサービスです。とは言え、採用コンサルタントはあくまでも外部のスタッフであるため、依頼してきた企業の内情を完璧に把握するのは難しいものです。コミュニケーションが不十分で採用活動に関する認識にずれが生じると、採用コンサルタントのアドバイスが的外れなものになってしまう恐れがあります。

そのためサービスを利用する際には、自社の現状や課題、求める成果などをできる限り詳細に伝えることを心掛けましょう。依頼前に採用コンサルタントと共有する情報を整理しておけば、その後のやり取りが円滑に進みます。

デメリット②社内にノウハウが蓄積されない

採用コンサルティングを利用するデメリットとして、社内に採用のノウハウが蓄積されにくい点も挙げられます。

採用活動に関する業務を採用コンサルタントに任せきりにすると、自社の人事・採用担当者が成長する機会を失ってしまいます。その結果、採用コンサルティングの契約期間が終了した際に、自社の力だけで採用活動を進めることが困難になるかもしれません。

将来的に採用活動の内製化を考えている場合は、社内に採用のノウハウをできる限り蓄積できるような工夫が必要です。詳しくは後述しますが、採用コンサルタントが行う業務に人事・採用担当者を同席させる、または採用コンサルタントに詳細な情報共有を逐一求めるとが効果的です。加えて、ノウハウの共有に積極的な採用コンサルティング会社を選ぶのも、ポイントの一つといえます。

デメリット③社内での情報収集に工数がかかる

社内での情報収集に手間がかかる点も、採用コンサルティングを利用する際のデメリットです。

サービスの利用にあたって、人員を募集する部署へのヒアリングやアンケート調査を依頼される場合があります。これは求める人材像を明確にして採用の効率化を図るのに欠かせないプロセスですが、詳細な聞き取りが求められるので、少なからず手間がかかってしまいます。また回答を求める際には他部署の業務を圧迫しないように配慮しなければなりません。

こうした負担を軽減しつつ、事前の情報収集を少しでもスムーズに行うには、サービスの契約時に全体の流れを確認しておくことが大切です。

デメリット④コンサルティング費用が発生する

採用コンサルティングの利用時には、依頼する業務量に応じた費用が発生する点にも注意が必要です。

冒頭でもお伝えした通り、採用コンサルティングは有料のサービスであり、依頼する業務の範囲が広がるほど高額になります。もし費用の管理が不十分なままサービスを利用していると、気づかぬうちに予算を超えてしまう可能性もあります。たとえ採用活動が効率化されるといっても、採用コンサルティングの利用料が経営を圧迫しては意味がありません。

このような事態を避けるためにも、採用コンサルティングを依頼する前には、十分な費用対効果が見込めるかどうかをよく検討しましょう。

採用コンサルティングを利用する際の注意点

前述のデメリットを解消しつつ、採用コンサルティングの効果を最大化させるためには、以下の2つの注意点を押さえておくことが重要です。

社内に採用データやノウハウを蓄積できるように工夫する

費用をかけて採用コンサルティングを利用するなら、採用コンサルタントが持つデータやノウハウを社内に蓄積し、自社の採用力を強化したいところです。

契約内容によっては、コンサルティングを通じて得た情報や採用のノウハウを共有してもらえるケースもあります。その場合には、事前に情報共有の範囲や提供方法を確認し、社内にノウハウを残せるように工夫することが大切です。自社の人事・採用担当者がこれらの知識を吸収すれば、全ての採用活動の内製化も可能となるでしょう。

定期的にコミュニケーションをとる

サービスの利用時には、採用コンサルタントとコミュニケーションを密にとることも重要です。なぜなら、適切なアドバイスを受けるためには、自社の内情や採用活動に対する考え方を詳細に共有して、認識のずれをなくす必要があるからです。

「自社に寄り添ってくれるかどうか」という視点で、気軽に相談できる採用コンサルタントを見つけられれば、採用の成功率の向上につながります。

採用コンサルティングの利用がおすすめの企業課題

続いて採用コンサルティングが、どのような課題を持つ企業に適しているのかをご紹介します。自社の状況と照らし合わせながら、サービスの導入が必要かどうかを検討してみてください。

社内にノウハウがなく採用戦略が立てられない

社内に採用活動に関するノウハウが不足している企業には、採用コンサルティングの利用が適しています。

採用活動を成功させるには、自社に合った適切な採用戦略を立てる必要があります。しかしそのためのノウハウがないと、時間をかけても効果的な採用戦略を構築するのは困難です。

その点、採用コンサルタントは採用を成功に導くプロです。採用戦略の立案に際して適切なアドバイスを受けられる上に、契約内容によっては社内にノウハウを蓄積させることもできます。採用活動のサポートはもちろん、人事・採用担当者のスキルアップという意味でも、採用コンサルティングの導入は有益だといえるでしょう。

母集団の形成が不十分

採用コンサルティングは、母集団の形成に課題がある企業にもおすすめです。

母集団の形成は、採用活動を効率よく進めるにあたって非常に重要な工程です。十分な規模の母集団を形成できれば、求める人材を絞り込みやすくなるだけでなく、採用後のミスマッチも未然に防げます。適切な母集団を形成して採用の成功率を高めるためにも、採用コンサルティングを活用しましょう。

人材の定着率が低い

「せっかく採用した人材がなかなか定着しない…」という問題も、採用コンサルティングなら解決できるかもしれません。

人材の定着率が悪くなる主な原因は、採用後のミスマッチです。業務内容が入社前のイメージと異なっていたり、自社の企業風土と合わなかったりすると、早期離職のリスクが高まってしまいます。

採用コンサルティングを利用すれば、人事・採用担当者へのヒアリングや市場調査を通じて、求める人材像を明確化できます。さらに面接官に対して、ミスマッチを未然に防げるような会話術のトレーニングも実施してくれるので、自社で長く活躍できる人材を採用しやすくなるでしょう。

採用活動に割くリソースがない

人手不足で採用活動が思うように進められない企業にも、採用コンサルティングは有効です。

母集団の大きさに対して人事・採用担当者の人数が少ない場合、一人当たりの負担が大きくなってしまいます。そのような状況では採用活動の効率が悪化し、選考の質が低下する上に、ほかの業務にも支障をきたしかねません。

その点、採用コンサルタントの力を借りれば、選考プロセスの見直しや面接に関する支援によってリソース不足の解消が可能です。また、採用業務の一部を代行してくれる採用コンサルティングを利用すれば、リソース不足を解消する効果がさらに高まり、限られたリソースを最大限に活用できます。

採用コンサルティング会社を選ぶ際のポイント

最後に、採用コンサルティング会社を選ぶ際に、押さえておきたい4つのポイントをご紹介します。サービスの恩恵を最大限に受けるためにも、事前にきちんと確認しておきましょう。

過去の実績を確認する

自社と同じ業種・業界へのサポート実績の有無は、採用コンサルティング会社を選ぶ上で重要な判断材料となります。実績があるなら、その採用コンサルティング会社は、自社の業種・業界の市場動向や採用のトレンドを押さえている可能性が高いといえます。つまり実績がないところに比べて、過去の成功事例に基づいたサポートが期待できるということです。

採用コンサルティング会社の公式ホームページを事前に確認して、自社と似ている会社への実績があるサービスを選ぶとよいでしょう。

専門領域を確認する

どのような業種のサポートを得意としているのか?という点も、採用コンサルティング会社を選ぶ基準の一つです。

採用コンサルティング会社には、それぞれ得意分野があります。「中途採用に強い」「IT業界のサポートに特化している」「面接官の育成に定評がある」など、その内容は各社さまざまです。もし自社の抱える課題に関するサポートが不得意な会社に依頼すると、期待していた成果が得られないかもしれません。

サービスの費用対効果を最大化するには、口コミや評判を調べて、その採用コンサルティング会社の強みや専門領域を事前に確かめることが大切です。

サポート範囲を確認する

採用コンサルティング会社を選ぶ際には、サポート範囲もきちんと確認する必要があります。なぜなら、採用コンサルティングのサポート範囲は会社ごとに大きく異なるからです。採用活動を全てサポートしてくれる会社もあれば、採用戦略の立案や選考プロセスの設計など、一部の業務にしか対応していないところも存在します。

契約を結んだものの、「自社の依頼したかった内容が対応範囲外だった」という事態にならないよう、その会社のサポート範囲は事前に確認しておきましょう。

ノウハウを提供してもらえるかどうかを確認する

採用のノウハウを提供してくれるかどうかも、採用コンサルティング会社を選ぶ上で重要なポイントです。

契約内容によっては、業務上で得た情報や採用のノウハウを共有してもらえる場合があります。これを社内に蓄積できれば、将来的な採用活動の内製化にも役立つでしょう。

ただし、採用コンサルティング会社の中には、ノウハウの共有に消極的なところも存在します。サービス内容を確認する段階で「将来的には内製化も視野に入れている」という意向を伝えて、協力的な姿勢を示してくれる会社を選びたいところです。

採用コンサルティングを利用して、効率的に採用活動を進めよう

採用コンサルティングは、採用戦略の立案や施策の提案・実行など、採用に関するさまざまな業務をサポートしてくれるサービスです。プロの意見を採用活動に取り入れられるため、求める人材を効率的に採用できるようになるでしょう。加えて人材の定着率の改善や、採用のリソース不足の解消といった効果も期待できます。

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