<採用担当者の声>
当グループでは継続的に人材を増やしているため新卒採用も行っていますが、大型プロジェクトが入ったり、欠員が生じたりするケースもあるので、期の途中で中途採用も行っていました 。中途採用に関しては長らくハローワークを活用していたのですが、ここ2、3年は折からの人材不足や売手市場の影響もあって、とくに若い美術スタッフの採用が難しくなっていました。
そんな時、自治体からの勧めもあって、dodaの人材紹介サービスを利用させていただく機会がありました。要望通り美術スタッフも採用できましたし、「dodaのサービスは悪くない」という感触を得たので、dodaの求人広告にもチャレンジしてみようと考え、2017年の5月に最初の求人広告を出させていただいたのです。予算の都合などもあり、Bタイプでの掲載でしたが、2カ月間の掲載で約50名の求職者からの応募があり、6名の美術スタッフを採用することができました。
当社としてはWebの求人広告を利用するのが初めてだったので「こんなに人が来るのか」と驚いた記憶があります。それ以降、現在までに7回ほどdodaで求人広告を掲載しています。多少の増減はあるものの、多い時には100名ほどの応募があることもあり、ここ1年では3回の掲載で18名の美術スタッフを採用しています。継続して当社に合った人材を採用することができています。
私たちがdodaの求人広告を利用するにあたって心がけていたのは、dodaの窓口となってくれているリクルーティングコンサルタントに対し、当社が求めている人材像をしっかり伝えることでした。美術スタッフに関しては、基本的に未経験者を採用しているので要件が曖昧になりがちですが、ターゲットに寄り添った広告を作っていただくために、条件面に加え、「きちんと挨拶ができる人」など、求めている人柄なども併せてお伝えするようにしました。
また、広告の掲載期間中は、私の方でも応募状況を毎日チェックしていました。一時的に応募数が減ったときは、リクルーティングコンサルタントと連絡を取り合って対策を練り、場合によっては原稿を修正するなど、状況に合わせて柔軟に対応いただいたことが、より良い成果につながった要因ではないかと考えています。
<採用担当者によるdodaの感想>
dodaの求人広告を利用して感じているのは、リクルーティングコンサルタントや広告の制作ディレクターといったスタッフの方々が、当社の人材採用のために一丸となって継続的に力を発揮してくれているということです。
リクルーティングコンサルタントは、より効果の出る広告掲載のタイミングなど、採用計画全般についての提案に加え、広告掲載中・掲載後を通じて継続的に効果分析やフォローをしてくれますし、人材採用に関するさまざまなアドバイスもしていただけるので、私としては非常に頼りにしている存在です。
また、dodaから提案される求人広告の内容や表現にも驚かされました。下記は実際に掲載された当社求人広告のキャッチですが、かなり個性的ですよね。いずれも当社で働く美術スタッフのモノローグがキャッチになっています。
◆監督、俳優、スタッフ…全員の想い。「絶対に前作を超えてみせる」
◆高校時代憧れたバンドのライブの誘いを断って、僕は今、そのバンドのセットをつくっている
◆バアちゃんが楽しみにしている大河ドラマを作る。それが、僕なりの“バアちゃん孝行”
私たちが「こうして欲しい」とお願いしたわけではなく、初回の掲載時からこうした内容の広告を提案いただきました。良い意味でクサいというか(笑)、「よくこんな文章が書けるなあ」と毎回感心していますし、私自身も楽しんで読ませてもらっています。
もちろん、単に面白くて個性的というだけでなく、当社が手がけているプロジェクトや募集職種の仕事内容、ターゲットとなる人材のキャラクターをしっかり把握していただいているからこそ、こうした表現ができるのだと思います。また、こうしたテイストの広告表現がターゲットの心理にダイレクトに響いているからこそ、当社が意図するターゲットを集めることができていると考えています。dodaでの成功後に他社のWeb求人広告も利用してはみたのですが、ここまで攻めた表現で広告を作ってくれる制作ディレクターはいなかったですね。
現在のdodaに要望があるとすれば、業界・業種・職種に最適化されたサービスを提案して欲しいということでしょうか。dodaは人材採用に関するさまざまなサービスを取り揃えていますが、当社のような業種・職種では結果が出にくいタイプのサービスもあると思っています。今後も当社の特徴や求める人材に合ったサービスを提案いただけることを期待しています。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります