<採用担当者の声>
doda人材紹介サービスはずっと以前から利用しています。当社では新卒採用は定期的に行っています。ただ、キャリア採用は年によって採用人数に波があり、ここ2、3年は抑える傾向にあったんですね。でも、2017年の半ば頃に社内の求人ニーズが急増し、秋に大々的な採用を行うことになりました。
複数のエージェントに紹介を依頼した中で、具体的な数は申し上げられませんが、採用決定に至った数十名の約半数はdodaから紹介していただいた方だったのです。
当社では分かりやすい“採用課題”といえるものはないのですが、大前提として、「こういう人が欲しい」という採用要件を正確にエージェントに伝え、そこにできるだけマッチした人を推薦してもらうことを突き詰めたいと考えています。こちらのニーズと推薦していただく方にズレがないほど、効率的に採用を進められ、結果的に採用工数を抑えることにつながるからです。
その意味で、dodaの担当者は、当社のことをよく勉強してくれていますし、事業部と採用要件のすりあわせをする時にも適切な質問をぶつけて、ニーズを正確に把握しようと努めてくれます。それが、先ほど申し上げた採用決定の実績に結びついたのではないかと思いますし、サービスの質にも満足しています。
また、当社の採用プロセスの特徴的な点として「面接が1回」ということがあります。各部門の部長クラスと、人事の部課長クラスが面接に同席して、1回の面接で決めるんですね。そのぶん面接時間は十分にとって、組織や仕事内容の説明をしっかり行います。応募者から質問もしてもらって、面接終了時には会社でどんな仕事をするかを明確にイメージしてもらえるようにしています。それにプラスして、面接に来ていただく“前”に、エージェントから応募者に当社のことをよく説明してもらって、入社意向を上げてもらえると、なおありがたいと思っています。
今後われわれとしては、人材マーケット動向や社内の潜在的な人材ニーズを洞察し、各部門に「こういう人を採用してはどうか」という提案をしていける採用部門になれればと考えています。私たち自身も自社に対する理解をより深めていくことが必要ですが、その際に、多くの企業とネットワークを持つdodaから、“気づき”になるさまざまな情報を提供いただくことを期待しています。
<入社者の声>
大学院で生物工学を修めた後、電機メーカーに就職して8年勤めました。最初の5年は医療用の電子機器の開発をしていました。ただ、大学院の延長のような仕事だったので、せっかく会社に入ったのだからもう少しビジネスに関わることがしたいと思うようになり、社内FA制度を利用して営業部門に異動しました。そこでは海外の発電所向けの機械を営業していたのですが、3年ほど過ぎた頃に将来のキャリアを考え直す機会があり、転職を視野に入れるようになりました。
転職活動を始めたのは2017年の1月頃です。まずはdodaなどの転職サイトに登録して、いろいろ情報を見ていくところからのスタートでした。キャリアカウンセリングの後は、キャリアアドバイザーが求人案件などいろいろな情報を毎日のようにメールで送ってくれました。
また私の場合、情報や提案を受けるだけでなく、自分から毎週dodaのサイトをチェックしていましたね。新着求人の中で興味を持った会社をキャリアアドバイザーに伝えて、受けさせてもらうということもしていました。
転職活動を始めた最初の時点では、絶対に転職しようという気持ちはまだなかったのですが、いろいろな情報に触れるうちに、徐々に気持ちが強まっていきました。8社ほど面接を受けて、ブリヂストンを含む2社から最終選考の合格通知をいただいたのが6月頃です。どちらも前職同様、海外と関わる仕事でしたが、世界シェアトップの会社というところに引かれ、最終的にブリヂストンに入社を決めました。
半年近くにわたる転職活動で、途中、忙しくて動けない時期もありました。そんな中、専任のキャリアアドバイザーがついてくれたのは、やはり心強かったです。仕事をしながらの転職活動だと割ける時間は限られますし、そういう中で一つ一つの会社を自分で調べたり、コンタクトをしていくのは大変ですから。
入社後は、鉱山車両に使われるOTRという大型のタイヤを中心に、採掘現場に必要となるコンベアのベルトや油圧ホースなどを併せて提案する部署で働いています。現地での営業活動は商社やグループの販売会社などが行い、私のいる部門は日本側でそれを取りまとめて、生産部門とつなぐ役割を担います。前職とは商材が違うため大変な面もありますが、周りの方がサポートしてくださっているので、新しいことを覚えながら楽しく仕事をしています。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります