採用担当者の声
経営理念推進本部 人財開発部 統括マネジャー 田村公一様
当社はまだ組織が小さかった頃から、「人は財(たから)」と考え、「世の中に“物語人リーダー”を輩出して、世の中をイキイキとさせること」という志をずっと持ってきました。やみくもに人を採用するのではなく、十分かつ適切なコストをかけて、当社の理念に賛同いただける人を採用したいと考え、採用手法のメインは主に人材紹介で、複数社のサービスを利用しています。
採用ポジションの大半は店長(候補)です。現在、直営店が200店舗あり、年間に約30店ほど新規に出店します。これに伴って、ここ数年で年間100名規模の採用をするようになりました。しかし、売り手市場が加速し始めた2年前ほど前から、採用の競合となる企業の求人が多く出てくるようになり、採用に苦戦しはじめたのです。採用がボトルネックになり、新規出店を延期する事態も出始めたほどです。
その時に、dodaの担当者が「面接から最終選考合格までにかける期間が長すぎる」ことを指摘してくれました。外食業界一般では面接から20〜25日以内には最終選考の合格通知を出しているが、当社はその頃選考に1カ月半くらいかかっていて、そのために競合に先を越されてしまう、と。そこから、選考期間が長引く原因を探し出して一つ一つ改善していき、結果として採用人数を増やすことができました。それ以降、選考が遅れ気味の時はアラートを上げてくれたり、選考期間の指標として毎月レポートにも盛り込んでもらい、非常に助かっています。
これほんの一例で、doda人材紹介サービスは2013年から利用していますが、現在までに数々の当社の課題を発見し、改善提案をしてもらいました。また、面接で話す内容など細かいことまで目を配ってノウハウを提供してくれるので、私たちの「先生」のように感じています。自分たちでは気づかない採用上の課題を、プロの視点で洗い出してくれるので、われわれとしてはとにかく、現在の状況や進捗など、いいことも悪いことも丸ごとお伝えするようになりました。
サービス利用を通じて、当社の採用力そのものが高まっていることを感じています。ほかの人材紹介会社に比べてdodaのサービスが抜きん出ていると思うのは、dodaの担当者の方が私たち採用チームの一員であるかのような意識を持って動いてくれること。今後、採用のみならず社員受け入れ体制を強化していくために、さらなる情報提供に期待しています。
入社者の声
丸源ラーメン君津店 店長 K・T様(2016年4月入社)
大学が管理栄養士の養成校だったため、卒業後は資格を活かして働ける業界ということで外食業界を選び、居酒屋をメインに外食事業を行っている会社に勤めていました。
「この会社でそのまま店長をやっていくのか、それともエリアマネジャー以上を目指すのか」という迷いがあった中、2年ほど前に結婚して子どもができたことが転職を考える契機になりました。居酒屋の仕事だと、勤務時間は夜から朝までになるのが普通でしたので、子どもが育っていくこの先の5年、10年を考えると、今の仕事を続けるイメージが持てなかったのというのが、転職理由としては大きいです。
dodaに登録して、キャリアカウンセリングを受けたのは、2015年の9月です。その時は外食以外の業界への転職を希望していると伝えました。自分自身は外食の仕事は好きなのですが、妻が「土日に休みが取れる仕事に」という希望を持っていたため、それならば他業界しかないと思い込んでいたところがあります。
キャリアアドバイザーの方は、まずは私の希望に沿って、外食以外の求人をいくつか紹介してくれたのですが、他業界への転職だと「未経験」となることから、給与が抑えられてしまいがちという説明も受けました。また同時に、外食業界にもいろいろな会社があり、休日や勤務時間、年収など、希望条件に適うところがあるということも、教えてくれました。
結局、「外食」「外食以外」の両方をにらみながら8社ほどに応募し、そのうち7社が面接に進みました。外食の会社は、物語コーポレーションを含む2社でしたね。最終的に、外食2社と他業界の会社1社から最終選考合格の通知をいただきました。
面接で話を聞いて、自分としては物語コーポレーションがよさそうという感触を持っていました。前職の経験も活かせますし、条件も良かったので。ただ、妻がやはり不安を感じていまして。でも、キャリアアドバイザーに相談したところ、物語コーポレーションの採用担当者から妻宛の手紙をいただきまして、社員や社員の生き方を大切にしている会社であることが伝わったのでしょうか、最後は納得してくれました。
キャリアアドバイザーの方が意見を押しつけるのでなく、それぞれの選択肢についてメリットとデメリットを説明してくれた上で、選ばせてもらえたのが良かったと思っています。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります