採用担当者の声
doda ダイレクト導入背景
当社では、2011年頃からシステムエンジニアとインフラエンジニアの両ポジション共、中途採用に注力しています。以前は、受託案件の多くをパートナー企業と協力しながら進めていましたが、経営方針を転換し、自社だけで受託案件を進める比率を増やすことになったのがITエンジニア採用拡大の背景です。
もっとも、2014年の終わりから転職市場におけるITエンジニアの採用競争が激化し、これまで通りに新たな仲間を採用するのが難しくなってきていました。採用手法としては、求人広告や人材紹介サービス、転職フェアをメインに利用してきたのですが、それだけでは思うようにいかない部分もあり、新たな採用手法を模索していたのです。
その時にパーソルキャリアの営業担当者から、doda ダイレクトという人材データベースから採用候補者を自ら探し、ダイレクトにスカウトメールを送信できるサービスをリリースすることを案内され、試しに使ってみようとなったのが導入のきっかけです。
活用方法について
当社には、東京本社以外にも名古屋支社、大阪支社、福岡支社があります。各支社の採用に関しては西日本を統括している技術部長が担当し、東京本社はHR部の2部門が連携しdoda ダイレクトによる採用活動を行いました。
各拠点ごとで採用のレイヤー、求めるスキルが異なる為、人材データベースから採用候補者を探し出す際は細かく条件を設定。年齢の幅も40代まで広げピンポイントの人材を抽出し、候補者の経験や希望を1人1人確認する事で各拠点ごとの魅力を的確に伝え、返信率アップを目指しました。
そのうえでスカウトメールの開封数や応募数を週次で確認しながら、件名や文面の改善を続けました。実際、採用候補者の年齢層の幅を広げたことで、応募数も一定以上確保できました。PDCAを繰り返すことは工数が掛かりましたが、結果として福岡支社で1名、30代前半のシステムエンジニアの採用に成功しました。
文面や面接の工夫について
ネームバリューのある企業や、特定の技術に特化している企業であれば、それを打ち出すことで応募が集めやすいかもしれません。
しかし当社の場合は、技術力や個々の社員の能力、事業の将来性、待遇面など1つひとつの細かい部分に、転職希望者へアピールできるポイントがあり、それらを総合することで他社に引けを取らない魅力を提示できる会社だと思っています。
そのためスカウトメールの文面は、散在していると目立ちにくい１つひとつのアピールポイントを、上手くまとめて訴求できるように工夫しました。
実は私自身、3年ほど前からダイレクト・ソーシングによる採用手法に注目していて、リファラル採用などは社内で推し進める働きかけをしてきました。今後は、doda ダイレクトの経験も活かし、スカウトメールを使ったダイレクト・ソーシングで採用を実現するノウハウを蓄積していくつもりです。会社を一緒に成長させていける仲間を集めていくために、ダイレクト・ソーシングは欠かせないと思います。
入社者の声
ATGSに入社する前は、これまで以上に活躍できる環境を求めて前職を離職し、転職活動をしていました。これからのキャリアを積み重ねていく上でIT業界に留まるか、それとも思い切って別の業界に飛び込むか逡巡していた一方で、離職して時間が経つにつれて焦りも感じている状況でした。
離職後すぐ、転職サイトに登録していたため、様々な会社からスカウトメールが送られてきていました。その中で活躍できそうな雰囲気を感じたり、興味や関心を持った企業対しては、Webを使って企業研究をしっかり行い情報を集めるようにしていました。ATGSについても同様で、まず面接確約で届いたスカウトメールの内容に興味を惹かれた後、会社について調べてみたところ魅力の大きそうな環境があることが分かり、ぜひ面接を受けてみたいと思い応募しました。
もっとも、面接を受ける前の段階では、IT業界で活躍を続けることに迷っていた部分もありました。しかし、応募した後にメールで疑問や不安を採用担当者にぶつけたところ、1つひとつ解消につながる丁寧な返信を貰い、面接も採用担当者と本音で話せてスムーズに進み入社に至りました。
現在、ATGSを選んで間違いではなかったと思っています。エンジニアとしてのキャリアを積み重ねることに、もう迷いはありません。
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＊記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります