採用担当者によるdodaの感想
最近の求人広告での採用が上手くいった事例としては、2016年3月に出稿したものが、効果が良かったです。2名採用することができました。それまでは、エンジニア経験が浅い人に向けて「当社に入って成長できますよ」ということを訴求していたのですが、エンジニアの売り手市場が続き、競合との差別化が難しくなってきたのですね。そこで3月掲載の求人広告では、より経験豊富で技術力が高い人をターゲットにして、当社が最新の技術に強い会社であることをメインにアピールしました。当社と同業・同規模の会社は「未経験歓迎」を打ち出しているところが多かったので、そこと差別化するのが狙いでした。
そもそも当社は、社長を含め創業メンバー全員がエンジニアで、技術に強みを持っている会社です。「技術に敏感なgeekが集まっています」というコピーで、それを打ち出すのと同時に、募集要項には「直近の勉強会テーマ」という項目を設け、社内で頻繁に開催されている勉強会のテーマを具体的に記載しました。前向きにキャリアを積みたいと考えるエンジニアの採用につながったと思います。
また、もう一つの要素として、これは以前からアピールしていることなのですが、「入社後にキャリアチェンジが可能」ということも訴求しています。エンジニアとして経験を積み、力がついてくると、技術の幅を広げたいと思う人が多いのです。今回、男女各1名のエンジニアを採用しましたが、そのうちの一人は、キャリアチェンジの可能性があることが決め手だったということです。
採用担当者の声
最初にdodaに求人広告を出稿したのは2011年3月です。当社の設立は2006年ですが、最初の5年は社長を含め創業時のメンバー8人で仕事をしていました。しかしパートナー企業が増え、当社としても成長していかなくてはならないと考え採用に踏み切りました。
応募効果を見ながら、リクルーティングコンサルタントに効果の改善を相談し、そこからスカウトなどを打ってもらって、何とか当社で初めて中途で1名採用できました。それ以来「求人広告で採用はできる」という自信が付き、継続的に利用しています。毎回、求人の掲載終了後に効果の振り返りのレポートをしてもらうので、そこから次の求人原稿の方向性や訴求ポイントを考えていくことも多いですね。
広告制作に関してもIT領域専任の制作ディレクターが担当してもらっています。この業界の転職事情やエンジニアのキャリア、志向性のパターンをよく知っていますし、提案していただく原稿のテキストや画像選びのセンスが当社の求めるものとマッチしているのが良いですね。また、細かい修正を依頼した時の対応がとても早く、安心してお任せできます。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります