導入背景
現在、年間で50名を採用しています。転職市場が活発になってきていて、求人量は5年前の2~3倍になり、それに応じて求職者も増えてきていると思います。ただ、当社の場合はどちらかというと不況の時のほうが求職者にお選びいただくことが多く、今のような市況だとなかなか候補者を集めるのが難しくなってきます。これまでは人材紹介をメインに、求人媒体を組み合わせて採用を行ってきましたが、主に採用したいと考えている30代後半~40代くらいの経験豊富な方にとって、当社は店舗での仕事のイメージが強いようで、お選びいただきにくい状況にあるんですね。そこで、もっと私たちが能動的に、当社の独特なビジネスモデルや、企業としての理念・考え方を伝えて、応募していただけるよう働きかける必要性を感じて、ダイレクト・ソーシングを導入することにしました。
取り組み方法
当社で、中途採用に関わっているのは4名おりまして、1名はチーム全体を統括するリーダー、1名は社内の契約社員やアルバイトの方の社員登用を専門に担当しているため、doda ダイレクトは主に私ともう1名で使うことになります。データベースを検索したり、求職者一人ひとりに対してスカウトメールをカスタマイズしたりすることは、確かに工数負担も大きいです。しかし、それこそがダイレクト・ソーシングにおいて重要な取り組みだと認識していますので、週のうち一定の時間を当てて、パワーをかけてやっていきたいと考えています。
得られるもの
当社は今、「住まいの豊かさを世界の人々に提供する。」という企業理念のもと、2032年に世界で3,000店舗、売上高3兆円を長期目標に据えて、事業の拡大を図っています。また、いわゆる「流通業」にとどまらず、商品の企画・製造から消費者へのお届けまで一貫して自社で担う「製造物流小売業」という独自のビジネスモデルをとっています。そのため、店舗での仕事に関わる人よりも、本部などそれ以外の場所で働く人のほうが多いんですね。また、中途採用の方も必ず最低1年は店舗に配属となり、現場を経験してもらいます。流通業以外の経験を積んでこられた方にとって、その辺りが最終的に入社意思を固めていただく際にネックになることもあります。求職者に直接アプローチすることによって、当社の独自のビジネスモデルや、「現場」での経験を重要視する背景をお伝えすることが可能になると考えています。
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*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります