導入背景
通年で採用を行っている当社でも、1年ほど前まではツールがそれほど揃っていませんでした。採用は社員紹介経由の割合が大きく、そこで採用できないポジションを人材紹介で補完しているという状況でした。それだけでは採用が充足しないため、採用ツールの第三の柱として、ダイレクト・ソーシングを強化することにしたのです。昨年から実際にSNSを使って始めてはいたものの、もういくつか直接候補者にアプローチできるツールが欲しいと考えていました。
当社ではセールス、エンジニア、マーケティングなど幅広い職種でポジションが発生しますが、採用要件としても難易度が高く、採用人数が1名の募集であることが多いため、人材紹介からの紹介が少なく、なかなか採用が難しいんですね。doda ダイレクトは人材データベースとしても大きいので、そういうピンポイントなポジションにも期待しています。
取り組み方法
採用チームは私も含め3名います。私は主にセールス、コーポレート(バックオフィス)の職種を担当し、1名はエンジニア、マーケティングの領域を、もう1名はSNSやイベントなども含めたネットワーキング活動を担当しています。各々が、自分の目的に沿ってデータベースを検索しています。ダイレクト・ソーシングのツールとしては先にSNSを使い始めていたわけですが、すべてのユーザーが転職目的で使っているわけではないので、情報が一部不足していることもあります。その点、doda ダイレクトは基本的に転職の意思がある方が登録していますし、最終学歴から職歴まで、レジュメとしての情報量も十分に揃っていて信頼性が高い。コンタクトするかどうか判断しやすいのが利点だと思います。情報量が多いぶん、目を通すのは時間がかかりますが、地道に探せば求める人に出会えるのではないかと期待しています。
得られるもの
外から見るレッドハットの姿と、中に入って感じる姿に、かなりギャップがあると思っています。Linuxのディストリビューターというイメージが強いと思いますが、現在、当社ではLinux以外の製品の比率が大きくなってきているんですね。すべての製品に共通するのは、オープンソース・ソフトウェア(OSS)であるということ。OSに限らず、クラウド、ミドルウェア、ストレージ、モバイルなど、さまざまなOSSの開発に貢献し、販売しています。こうした事実は、IT業界にいる人にもまだあまり知られていません。また、人材紹介会社に伝えても、十分に理解されないことが多い。個人の方々へダイレクトにアプローチすることで、レッドハットの今の姿を正しく伝えていければと考えています。
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*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります