導入背景
これまで人材紹介サービスを中心に採用していましたが、第三者を介することにより、求人の魅力がどうしても候補者へストレートに伝わらないもどかしさを感じていました。
また、選考スピードにも課題がありました。ダイレクト・ソーシングであれば、アプローチしてから面接するまでの時間短縮ができますし、担当者が何度でも会ってクロージングまでもっていけます。
要は、私たち自身が直接、候補者を追いかけていくことが重要。候補者のグリップも、意向醸成も、本来、自社をよく知る企業自身がやるのがいちばん良いと考えています。今後、日本の中途採用は、確実に「ダイレクト・ソーシング」へと切り替わっていきます。
当社でもダイレクト・ソーシング経由の採用が増えてきましたが、doda ダイレクトのデータベースも最大限活用し、より採用を加速させていく狙いです。
取り組み方法
2015年3月から「タレントソーシング」という専門チームをスタートさせました。リクルーターはほかの業務もあり、それだけに注力ができないため、専門チームを作って協力し合うことが目的です。
近々7名の体制になりますが、これは社内に7名のエージェントがいるのと同じこと。「日本マイクロソフト」という社名だけで、欲しい人材を採れる時代ではないと思っています。
7名の社内エージェントが、優秀層の獲得に向けて、密にアプローチをしていきます。
得られたこと
時間・コストの効率化と、将来に向けた人材ネットワークの構築
最も期待している点は、紹介登録者も含めたデータベースに対しピンポイントで当たれること。選考フローが大幅に短縮され、低コストの採用も実現できると考えています。
ダイレクト・ソーシングでの採用活動は、当面、エンジニアが中心になりますが、営業やマーケティングなど、職種・ポジションの幅を広げて、直接候補者を探しにいきたいと思います。
率直に言うとアプローチ先のデータベースが足りていないので、多様なサービスを使い、「これは」と思う方には積極的に会っていきます。現在採用している職種・ポジションだけでなく、会社の方向性を踏まえ、将来に必要な人材をネットワーキングする。中長期的に母集団を作っていけることも期待しています。
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*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります