DIC株式会社「200名のハイクラス人材の獲得に成功」

導入・採用成功事例
トップ写真
採用成功事例
DIC株式会社
企画/事務系, 専門職系, 技術系(化学/素材)

「きめ細やかで柔軟な対応」を実現するdodaとの協業体制で、新規事業領域を含む200名のハイクラス人材獲得に挑む

採用成功のポイント

ポイント1
採用ポジションごとに配属部門・doda担当者とのミーティングを実施。転職市場を踏まえた上で適切な要件定義を実現している
ポイント2
迅速・丁寧なオペレーションを徹底。選考結果を素早く共有し、かつ、定性情報を踏まえたフィードバックを行うことでdoda担当者との協業体制強化にもつなげている
ポイント3
採用担当者が異業種転職組。自社の組織風土や課題を第三者目線でオープンに伝えることでハイクラス人材の意向醸成を行っている

<採用担当者の声>

写真1
成長戦略の実現のため、ハイクラス人材へ私たちのミッションや現状を正しく伝えることに最注力しています
  • DIC株式会社 総務人事部 採用・研修グループ グループマネジャー 高柳 光宏 様

当社は印刷インキや有機顔料、樹脂などの製品分野をグローバル展開し、成長を続けてきました。現在は新たに「DIC Vision 2030」を打ち出し、サステナブルエネルギー領域やヘルスケア領域など、新規事業への取り組みを加速させています。

これらの新規事業分野に知見を持つ人材獲得のため、新卒採用中心だった体制を見直し、ハイクラス人材のキャリア採用も人材獲得の新たな選択肢に追加しました。数年前までは年間数十名規模だったキャリア採用でしたが、2022年度は100名を超えるハイクラス人材の採用を実施し、2023年度はこの実績を大きく上回る200名以上の採用を計画しています。募集ポジションは事業開発・事業企画やグローバル購買戦略、ESG・サステナビリティ関連のポジションなど多岐にわたります。

ただ、DICは化学業界においては知名度を持つ一方で、エネルギー領域やヘルスケア領域に取り組んでいることはあまり知られていません。これらの領域へは異業種からも多くの企業が参入しており、ハイクラス人材の獲得競争が激化している中で、当社の掲げるミッションや現在の立ち位置を転職希望者へ正しく伝えていくことを重点的に取り組みました。

写真2
人事・配属部門・人材紹介サービスの担当者が集まって要件定義。異なる強みを持つ複数のdoda担当者の対応に助けられています

当社のハイクラス人材の採用において、人材紹介サービスは非常に有効な手法となっていますね。前述の課題に対応し、転職希望者へ当社の最新の情報を伝えるべく、私たちと人材紹介サービス各社、そして配属部門を巻き込んだミーティングを実施しています。

ミーティングを行う際には、事前に人材紹介サービスの担当者へ求人票の情報を共有。その上で、配属部門への求人内容の深掘りや転職希望者の目線で知りたい求人情報の確認を行い、当社がキャリア採用で求める人物像をより具体化する作業を協働で行います。また、この作業において採用担当者として、採用背景や部門トップの考え方、新たな人材に期待すること、組織風土など、転職希望者が入社後のイメージを膨らませやすくなるような材料をdoda担当者などへ提供することも大きな狙いです。

また、人材紹介サービスの担当者からは事前に「採用ターゲットのスキル・経験や出身業界、人物像などのペルソナ」を共有してもらうこともあります。配属部門側は転職市場についてあまり詳しくないこともあって、人事・採用担当者への求人依頼では理想が高過ぎる要求をされることも。

そんなときでも、人材紹介サービスの担当者から転職市場を踏まえた上での指摘をしてもらうことで、配属部門とともに適切な要件定義を行うことができます。具体例を基に、求める人物像のイメージを擦り合わせることで、配属部門側の納得度も高まっていると感じます。

こうした取り組みの中で特に私たちが頼りにしているのがdodaです。dodaの特長は個別の担当者ベースだけでなく、チーム体制でも当社を支援してもらえること。それぞれ異なる強みを持つ営業担当が連携し、募集ポジションに応じて提案してもらえます。パーソルキャリアは転職市場における大手企業のひとつですが、「大企業っぽさを感じない柔軟な対応」に助けられていますね。

また、選考プロセスにおいては「キャリア採用に奇策なし」という考えから、採用活動の基本である迅速・丁寧なオペレーションを徹底しています。応募者からすれば、早い対応は間違いなく安心材料になりますし、dodaの担当者とのコミュニケーションを大切にして、選考結果のフィードバックを細かいニュアンスまで丁寧に行っています。そうしたやりとりの中でdodaの担当者から「本当はこんな人材を求めているのでは?」と示唆してもらい、新たな気づきを得ることもありますね。「良い人がいたらDICに紹介したい」と思ってもらえるように、今後も連携を深めていきたいです。

<入社者の声>

写真3
「転職によるリスク」と「仕事のやりがい」を天秤にかけ、最終的に転職を決意したのは、課題をオープンに話してもらい、DICにはチャンスがあると確信したからです
  • DIC株式会社 総務人事部 採用・研修グループ マネジャー 須藤 陽介 様

DICでは人事部門でもキャリア採用を行い、異質な人材による採用体制の改革を進めています。私自身も、自動車メーカー、資源素材メーカー、大手飲料メーカーでの人事を経て、2023年にDICへ入社しました。

前職時代に転職を考えるようになったのは、入社以来、自分が関われる業務領域に限界を感じ、もっと世の中や会社の役に立つ人事マンとしてチャンスが欲しいと感じたためです。前職も快適な職場でしたが、自らの仕事のやりがいや充実感を高め、人生でもう一花咲かせるチャンスを得る新たな環境を探していました。

そんな折、dodaのキャリアアドバイザーからDICの求人を紹介してもらい、当社・高柳とのカジュアル面談に臨むことになりました。面談では、DICが新たなビジョン実現に向けてキャリア採用を強化していること、人事部門の中でもさまざまなポジションに就くチャンスがあることなどを聞き、自分の経験を活かして活躍のチャンスがあると感じ、選考に進みました。

とは言え、経験のない化学業界へ挑戦することに不安もありました。転職すれば、ゼロから人間関係の構築が必要になりますし、転職先が生え抜き主義というリスクもあります。IR資料を読み込み、面談で会う人事部門の社員から聞いたリアルな情報と合わせて、DICには素材メーカーとしての将来性とやりがいがあると判断し転職を決意しました。

私自身がポジティブな気持ちで選考に臨めたのは、高柳自身も異業種からの転職組であり、その実体験を通じて職場の風土を理解できたからこそだと思います。また、DICの現状や課題についてもオープンに話してもらえたことで、「課題があるからこそ自分の強みを発揮できる」と前向きに捉えることができました。

入社後はハイクラス人材のキャリア採用をメインで担当し、dodaの力添えを得ながら、事業企画や安全衛生、化学法規、分析・解析、国際危険物輸送などさまざまなポジションの採用に取り組んでいます。これらの採用活動にも、自分自身の経験が活かせていると感じていますね。

*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります

DIC株式会社「200名のハイクラス人材の獲得に成功」の記事ページです。【中途採用をお考えの法人様へ】dodaサービスのご案内 - 採用成功への扉を開く、総合採用支援サービス

お問い合わせ・
資料請求

フリーダイヤル、Webのどちらからでもお問い合わせいただけます。お気軽にご連絡ください。

0120-339-494

(受付時間 平日9:00 〜 18:00)