<採用担当者の声>
国内初のデジタルバンク「みんなの銀行」の設立プロジェクトは、わずか数名のメンバーでスタートを切りました。2021年 5月28日に開業・サービスをリリースし、数年の間に200人の組織へと急成長を遂げています。
サービス・システムはもちろんのこと、組織づくりもゼロからのスタート。「フラットでアジャイルな組織」を理想に掲げ、社員同士がお互いを信頼し合いながら、新しいことに挑戦し続けるカルチャーを育んできました。その軸となっているのが、「ミッション・ビジョン・バリュー」です。次世代の銀行づくりに向けて、みんなの銀行らしさを明文化しています。
採用活動においては、スマートフォンで完結できるみんなの銀行ならではのサービスの特徴※や最新技術の導入事例・今後の構想など、新たな価値の創造に向けた当社の具体的な取り組みや仕事へのスタンスを可能な限りオープンにしています。
情報発信の手段としても、公式SNS( Twitter 、 Instagram 、 Facebook )や 公式noteなどさまざまなチャネルを駆使しています。求人メディアを通じた情報提供や面接・選考上のやり取りなども含め、求職者の体験価値を高めるために一貫性のあるメッセージを訴求しています。
また、東京・福岡の2拠点を中心にリモートワークも最大限活用しながら柔軟に仕事に取り組める環境も整えるなど、コロナ禍で大きく意識が変わった働き方の観点でも「銀行らしさ」からの脱却をテーマに具体的な仕組みや制度づくりを進めています。
※「みんなの銀行」は、完全スマートフォン完結のデジタル銀行。口座開設から、ATM入出金、振込、ローンの借入まで、全てのサービスがスマートフォン上で完結できます。
組織が大きくなっていく中で、採用したい職種は多様化し、求めるスキル・経験も複雑になっていきました。アプリやインフラ・DB周りのITエンジニアはもちろん、ソフトウェアの品質管理やセキュリティー・リスクマネジメントなど、ユーザー向けの自社サービスを開発するために幅広いポジションで採用を行っています。他にもマーケティングやビジネス、コーポレートなど、中長期的なビジネス・組織成長の観点から、専門性を持つ人材も必要となっています。
当初はフラットな組織であることを重視していたため、マネジメントを担う人材の採用をそれほど優先していなかったのですが、組織拡大とともに管理をするマネージャーがいないことがメンバーの負担になっていきました。
そこで、マネジメントのスキルに長けたハイクラス人材の採用を積極的に行うようになりました。また、現場リーダー陣にも採用についても全面的に協力してもらえるよう体制を変更しました。
人事・現場の対話を月2回実施し、採用状況の振り返りをはじめ、採用すべきポジションやスキル経験の擦り合わせなど、事業や組織の変化に合わせてリアルタイムで情報共有しています。新たなポジションを募集する際などは人材紹介サービスの担当者と各リーダーが直接話をする場を設けています。
そうした中でdodaにはさまざまな業種・職種のニーズに対して幅広くサポートしていただいています。実際に紹介していただける求職者の数も一番多いですし、いろんな職種に対して人選をしてもらっています。こちらからの依頼に対するレスポンスも早いですし、求職者へのフォローも手厚く、とても頼りにしています。
また、エグゼクティブやハイクラス人材を採用する際には、エグゼクティブサーチの担当者が中心となって解決方法を提案してくれるなど、個別の採用課題に対してさまざまなソリューションも持っているため相談がしやすいですね。
<事業責任者の声>
私たちが創っていきたい事業やサービスは、新しいイノベーションを起こすことが前提となっています。そのため、トライ&エラーは当たり前。開発体制については社内の人員を強化し、内製比率を高め、自分たち主導でやれることをもっと増やしたいと考えています。
採用活動の中で大切にしていることは、応募してくださる一人一人に対して入社後の役割や期待していること、どんなキャリアを描けるのかについて丁寧に対話をすることです。
組織も大きくなってきており、以前に比べてできることがどんどん増えてきているのですが、それ以上にやりたいことがさらに広がっているというのが現状です。そのため、対話の中では組織として発展途上な部分などについても正直にお伝えしています。
当社を志望される方は、新しい事業やサービスに関わりたい、最新の技術や取り組みに挑戦したいという理由の方が多いですが、新しく創ったものを事業・サービスとして定着させていくことがそれと同じくらい重要になります。
数年で終わるのではなく、長く安心して使っていただけるためにどうすればいいのか、そのような視点を持って一緒に組織を変えてくれる方に仲間になってほしいと思っています。ぜひこの想いを転職活動をされている方々に引き続き伝えていただきたいですね。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります