<採用担当者の声>
弊社ではもともと人材紹介サービスを積極的に活用した採用活動を行っていました。
しかしここ数年、市況感が変わり、タレントの獲得競争が激化するなかで、
自らもプロアクティブに動く必要があると感じていました。
そこで人材紹介サービスに加え、求人広告とスカウトメール、転職フェアを導入しました。
これらの手法を選んだのは、「ダイレクトに採用したい人材にアプローチできる」からです。
求人広告は掲載することで、
「弊社がキャリア採用を行っており、どんな人材を求めているのか、どんな仕事ができるのか」を伝えることができます。
スカウトメールと組み合わせれば、採用したい人材に直接アプローチもできます。
転職フェアは弊社が自信を持っている「社員の魅力や社内の雰囲気」を直接会って伝えることができます。
これらを組み合わせることで、採用したい人に自らアプローチする採用が実現できるのではないかと考えたのです。
dodaを選んだ理由は、弊社の求める人物の要件に合致する方が多数登録されていたことと、
担当の方が弊社のことをしっかり理解してくださっていたので
新たな採用手法を利用するにあたり、的確なアドバイスがいただけるのでは、と思ったことからです。
結果としては大成功、今回は複数名のエンジニアが採用できました。
* * *
今回、採用成功に向けて工夫したポイントはいくつかあります。
ひとつは求める人材から応募してもらえるよう、スカウトメールの文面と求人原稿の内容にこだわったこと。
スカウトメールをどんな人に送るのかの条件設定や、その人に何を伝えればよいのか、
どうしたら開封してもらえるかなど、工夫を重ねました。
求人原稿も仕事内容をかなり詳しく記載するとともに、あえて専門的なキーワードをちりばめ、
イメージング分野を志すエンジニアが見たときに、興味をもってもらえるようにしました。
ふたつめは転職フェアでの会話の中身です。
通常、企業と求職者が対峙すると面接・面談のようになりがちですが、対話の場になるよう心がけました。
当日は人事とハードウェアのエンジニア、ソフトウェアのエンジニアで参加しましたが、
「面接の場ではないので、これまでの経験や興味のある技術分野のお話をしながら共通点を探してほしい」と
弊社エンジニアに事前に伝えておきました。
求人広告でデジタルカメラのエンジニアを募集すると、カメラの開発経験者からの応募が中心になるのですが、
弊社では実はカメラを経験していなくても、これまでの開発経験が活かせる場合もあります。
興味やこれまでの経験の重なりの部分を見つけると、
そこから、その経験が自社でどう生かせるのか、どんなことができるのか…など話が盛り上がり、
親しみを持ってもらえるきっかけになります。
工夫したことは他にもあります。
面接の場面では弊社の魅力である「働きやすい雰囲気を伝えること」を意識しました。
面接時間をしっかり1時間とり、じっくりお話しできるようにするとともに、
働きやすい弊社の雰囲気を感じてもらいたいので、職歴ややりたいこと、興味のある分野などを質問するのもそうですが、
応募者の不明点を解消する時間もしっかりとりましたね。
また、「イメージングの未来について話すこと」も意識しました。
弊社では一緒にイメージングの未来を切り開いていける人材と働きたいと考えています。
そのため面接では、未来のイメージングに対してお互いに考える技術の発展や応用分野等について議論が盛り上がり、
意気投合するような場面も多々見られます。
これらの取り組みの結果、今回良い人材が採用出来ました。
ダイレクトに転職希望者にアプローチできる求人原稿とスカウトメール、そして転職フェアには、可能性を感じています。
今後も、攻めの姿勢で採用を行っていきたいと思っています。
<入社者の声>
もともと前職では360度ドライブレコーダーのスマートフォンアプリケーション開発を担当していました。
もっと技術的にいろんなことにチャレンジしたいなと、転職を視野に入れていた中で偶然見つけたのがニコンの求人広告でした。
しかし、興味は沸いていたものの、応募に踏み切れずにいました。
絶対に転職をする、という意思が固まり切っていないと応募してはいけないような気もしていましたし、
実際の働き方や自分のこれまでの経験が活かせるのかが分からなかったためです。
そんな時、転職フェアの広告で、興味のあるニコンがdodaの転職フェアに出展をすることを知りました。
エンジニアの方と話ができるということだったので、
「転職フェアでなら実際の働き方や、自分の技術が活かせるのかなど
しっかり聞いてから応募が出来そうだ、ぜひ参加したい」と思いました。
実際参加し、エンジニアの方と話をしてみると、
どんな人と働くのか、自分の技術が活かせるのか、聞きたいことは全部聞け、働くイメージがわきました。
何より参加して良かったのは、働いている人の人柄が伝わってきたことです。
和やかながらも、チャレンジ精神もあるとても良い雰囲気。
ここで働きたいと思いました。
入社して半年の現在は撮影後を含めた映像の楽しみ方を提供するアプリケーション全般、
特に「SnapBridge」というスマートフォンアプリケーションの開発を手掛けています。
カメラとスマートフォンやタブレット端末をBluetoothにより常時接続し、
カメラで撮影した写真をスマートフォンに自動転送することで、
豊かな表現の映像をSNSやメールですぐにシェアできる公式アプリケーションです。
転職フェアで実際に働いている方と話をしてイメージをつかんでいたので、
入社してからのギャップはほぼなく、日々楽しく働けています。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります