<doda人材紹介サービス利用の背景>
私たちは、いわゆる「F1層(20~34歳までの女性)」を対象に商品・サービスを展開する法人のお客さまに対して、インフルエンサーマーケティングの支援を行っている会社です。ファッション、コスメなどを展開している企業が主なお客さまですね。
「インフルエンサーマーケティング」という手法そのものの認知がここ数年で高まってきたこともあり、2017年から人材採用に力を入れています。
dodaの人材紹介サービスを利用し始めたのも2017年の夏頃でした。でも、そこから半年くらいは、応募は一定数あるものの採用に至りませんでした。
トレンドに敏感な人、ご自身がどういうキャリアを積んでいきたいかの将来像をしっかり描けている人を採用したいと考えていたのですが、応募は一定数ありながらも、その中にはフィットする方が少なかった。
そこで、あらためてdodaの担当者に相談して、もっと採用ターゲットとなる人からの応募を増やしてほしいと相談しました。
<課題をいかに解決したか>
アドバイスを受けて、われわれのほうで具体的に改善したことが大きく2つあります。
1つ目は、求人票の記載内容の変更です。
変更前は、応募者の8割が女性という状況でした。dodaの担当者からはコスメやファッションといった女性向け商材という印象から、女性の興味を引きやすく、逆に男性から敬遠されてしまい、機会損失になっている可能性を指摘してもらいました。当社の特徴を説明する上で「F1層がターゲット」ということを伝えるためか、やはり女性を求める企業だと思われがちだったのだと思います。
そこで、女性だけを求めていると捉えられそうなワードをできるだけ入れないようにしました。
また、転職希望者の志向として今回採用ターゲットとしたい20代・法人営業経験のある方は、年収や入社後のキャリアアップへの関心が強いというアドバイスを受けました。私たちとしても、将来像がしっかりしている人を採用したいと考えていたにもかかわらず、入社後のイメージを伝えられていなかったんですね。そのアドバイスを元に、求人票にインセンティブや評価・昇給の仕組みの詳しい説明を入れました。
2つ目に改善した点は、採用スピードです。
面接でお互いに感触がよければ応募者の入社意向が高まりますが、その意向が落ちないうちに選考を進めたほうがよいというアドバイスをもらいました。
それ以降、応募書類を受け取ったら一両日中に面接に進めるかどうかを返信したり、面接後の選考結果の連絡も、早いときは面接終了後5分以内にお伝えしたりするなど、アドバイス通りにスピードを意識しました。
そうしていくことで、応募数が増え、この7月には女性1名と男性1名の入社を迎えることができました。
具体的なアドバイスが的確だったこともポイントだったとは思うのですが、その前段として、dodaの担当者が当社のことを深く理解しようとしてくれたことが大きかったと思います。
他社の人材紹介も利用していますが、応募数ではdodaが他のエージェントよりも飛び抜けていて、満足しています。また、私は人事専任ではないため、人事のプロとしての考え方や、ちょっとした困り事をdodaの担当者に相談しています。まめにコンタクトをくださるおかげで、採用に直接関わること以外も気軽に相談できるのがとても助かっています。
今は、営業職に加えてプランナー職の求人もオーダーしていますので、今後も引き続きdodaの人材紹介サービスを頼りにさせていただきたいと思っています。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります