導入背景
近年、ファストファッションのニーズ拡大や、グローバルマーケットでのシェア向上などもあり、当社の事業展開は格段に加速しています。そのため、技術部門をはじめ、社内からの人材を求める声にいかに応えていくかが人事部の大きな課題となっていました。そこで、これまで出会えていなかった技術者層へのアプローチを拡大すべく、様々な新しい採用手法を検討する中で、人事部の若手メンバーが注目したのがダイレクト・ソーシングでした。この採用手法であれば、当社が能動的に転職希望者を探し、スカウトできるため、社内の採用ニーズに対応できるかもしれないと考えました。そこでdoda ダイレクトの導入を決定したのです。
取り組み方法
doda ダイレクトが有する115万人超の人材データベースを活用することで、潜在的な転職者層との出会いを増やせるはず、と期待しています。実際、人事部の採用担当者自らが、人材データベースを検索することで、これまでは求人募集をしても出会えていなかった、スキルや経験を持っている技術者層を見つけることができています。
当社は、ファスナーや建材などの製品に加えて、生産設備・機械から自社開発を行う「一貫生産」があります。一見、当社の事業とは関連のない経験・技術・スキルが、実は大いに活かせるというフィールドが少なくありません。そういった背景を、転職希望者に知ってもらう手段としてdoda ダイレクトを役立てています。
とはいえ、まだ使い始めたばかりですから、継続してノウハウを蓄積し、スカウトメールの文面の工夫やプロセスの効率化を図っていければと考えています。
得られるもの
もしかしたら“ファスナー”は、ありふれた製品に感じるかもしれません。しかし実は、見えないところに最先端のテクノロジーが詰まっている高機能製品です。実際、現在も様々な顧客からのニーズに応えるべく、幅広い商品開発が進んでいます。今後さらに企画力・開発力・製造力を踏まえた「商品力」を高めるには、より多様なアイデアや技術力が必要となるでしょう。
そのためにも、doda ダイレクトを利用することで、当社が求めるスキルや志向性を持った方との出会いを期待したいし、そうした新たな人材を迎え入れ、「ダイバーシティ」も高めていきたい。多様性が広がれば、社員間の刺激は確実に高まるでしょう。世界展開を踏まえた上で欠かせない、グローバルな人材の育成も可能になるはずです。
そういった未来を実現するには、採用ポジションの職場と人事部が一丸となって採用に取り組む必要があると思っています。doda ダイレクトであれば、人事部の採用担当者が人材データベースを検索することで見つけた採用候補者の情報を、すぐに採用ポジションの責任者に共有し、採用基準の目線を合わせられる。そして、人事と採用ポジションの担当者がぜひお会いしたいと感じた採用候補者に対して、一緒にスカウトメールの文面を考えてアプローチもできる。
そうした採用活動を行うことで、採用ポジションの社員が採用活動を自分事として捉え、自社にマッチした人材の採用を増やしていけると思っています。
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*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります