採用担当者によるdodaの感想
2016年4月に開催された「若手・第二新卒のための合同転職面談会」に出展しました。当日は40名近い求職者が会場を訪れ、そのうち30名強とお話しすることができました。ほぼひっきりなしに当社のブースを訪れていただき、これだけの母集団に一度に会えたのはかなり効率がよかったと思います。最終的には4名が採用選考に合格し、1名の採用に成功しました。1名は辞退されましたが、残り2名は承諾待ちの状況です。
当社はコールセンターの委託運営をしている会社です。全国で常時500以上のブースが稼働していますが、今回は、東京近県のコールセンターで働くことを前提とした、将来の幹部候補生の採用でした。今までは、人材紹介サービスを通じてコールセンターの「経験者」を採用していました。ただ、各社コールセンターごとの文化に違いがあり、経験者を採用しても当社となかなかうまくマッチしなかった。そのため今回は、未経験でもいいので、挑戦してみようというマインドがある若手・第二新卒を採用しようと方向転換したのです。
採用したのは27歳の男性で、元は販売職をされていた方でした。最近になってワーク・ライフ・バランスが崩れてきたそうで、環境を変えたい、27歳のまだ若い今なら異業界へ飛び込めると考えて転職活動をされていました。当社もまだUSENから独立してまだ5、6年で、楽な環境というわけではありませんが、「入社後は、会社と共に成長していってほしい」ということをその方にお伝えして、入社を決断いただくことができました。
採用担当者の声
面談会当日は、求職者とお話しするのは長くても15分と決めていました。まずは私たちのことを知っていただかないと始まらないので、自社の紹介に重きを置きながらも、対話形式でその方の現在の状況や今後どうしていきたいかをお聞きするようにしました。人によっては世間話も多かったですが(笑)。また、休憩スペースにいる求職者にも積極的に声をかけて、一人でも多くの求職者と話すことを一番の目的としました。
そうして、「この人には次の選考に進んでほしい」と思った場合には、面接をご案内するのではなく、「当社に見学に来ませんか」とご案内しました。仕事内容もさることながら、職場環境を気にされる方が多いと思ったためです。ご来社いただけたのは10名くらいです。言葉の通り、手ぶらで気軽に来ていただいて構わなかったのですが、ほとんどの方はスーツを着て、応募書類を持って来てくれましたね。社内をご案内して、面接も実施しました。そこからは通常の選考フローです。
この合同転職面談会が良いのは、会場に来た求職者の、少なくとも数十パーセントとは「絶対に」会って話ができるところですね。求人広告だと、ターゲットとする層と違う方が応募されてくることも多いのですが、合同転職面談会ならdodaのほうでターゲットを絞って集客してくれるので、数十名の母集団に一度に会える。非常に効率のいい施策だと思います。私たちのお客さまのコールセンターは全国にありますので、東京以外でも、今回と同じようにターゲットを絞った合同転職面談会があれば、ぜひ出展してみたいと思っています。
*記事内容や社員の所属は、取材当時のものになります